昨夜は暑かったですね〜。
寝ながらここは日本?
インドかタイあたりじゃないのか?と
疑ってしまうほど暑かったです。
暑い夜は旅の事を思い出し、
無性に飛んでいきたくなります。
旅にでる時、
飛行機のチケットだけを購入して、
日本から宿の予約していった事が
ほとんどないです。
泊まる宿は現地についてから探すのですが
世界中どこに行っても安宿はあるもので、
今まで困ったことは
1度ぐらいしかないです。
お店でお客様と話しをしていると、
ずっと前からお店をしようと考えていたの?
とよく聞かれます。
答えはNOなんです。
3年前に当時働いていた仕事をやめ
夫婦2人でバックパックを背負って
エジプトのカイロに旅立ったのですが、
2人とも旅に夢中でお店の話しを
したこともなかったのです。
わからないものだなあと感じています。
旅の途中ではこれでもか〜というくらい
自由な時間を過ごし、
旅を楽しんでいました。
それが3年前なのですが、
今はお店をやっているのです!
こんな自分を想像もしてなかったので
あまり振り返らない過去を思い出しながら
不思議なものだなあと
ブログを書いています。
旅に出たときは、
次の仕事は決まっていません。
2人で旅をしていると、
結構な出費になるので
帰国後にお店を出す
資金などあるわけもなく、
プランも全くなかったです。
ただ、20代の時から
開業の本などを読んでいて
いつかお店をやってみたいなあという
漠然とした考えはありました。
今から思えば、15年ほど前に読んだ
高橋歩さんの本が
きっかけだったのかもしれませんね。
確か友達とカフェかバーをオープンする
話しだった気がします。
旅に出るきっかけになった本は
間違いなく沢木耕太郎さんの
「深夜特急」です。
あんな自由な旅を自分もしてみたいと思い、
何も考えないまま
タイのバンコクへ旅立ちました。
実際に日本を出てみると、
本の世界を飛び出して
さらに楽しかった。
旅にでたからといって、
何かの資格がもらえるわけでもなく、
何かの形になってあらわれるわけでもなく、
言葉が流暢に話せるように
なることもありません。
知り合いには、
いいなあと言ってもらえることもあれば、
そんなことして何になるの?
と言われることもよくあります。
ただ、3年経った今でも、
その時に行ってよかったと
本気で思っています。
あの時、行動に移してなかったらと思うと
ぞっとします。
何かを始めようと思った時は
必ず行動に移す。
きっと後悔する事がわかっているので
自分ができる範囲内のことであれば
出来るだけ早く動くよう心がけています。
独立した人には
できることならお店を始めるのは
早ければ早い方がいいと必ず言われます。
実店舗が決まる前に
沖縄の北窯に行った時にも
松田米司さんに同じ事を言われました。
オープンしてまだ2ヶ月ですが、
この2ヶ月で得た経験は
頭の中のシュミレーションや
机の上のノートでは
絶対に経験できないことです。
3年前に見たガンジス川の風景は
今でも強烈に印象に残っています。
あの時には想像もできなかった
今の生活を思う存分
楽しみたいと思います。