結婚した時に買いそろえた『有次』の包丁。
京都ではとっても有名な刃物屋さん。
料理人の方も使われているそうで、
かなりの種類があるんです。
もちろん家庭用の包丁もあり、
鋼をステンレスに挟み込み、
錆がでないよう工夫がされています。
ただ刃先はなにも加工されていないので、
油断をするとすぐ錆びてしまうんです。
なのであまり出番の少ない出刃包丁は、
気を使わなくてはいけません。
たわしでよく洗い、布巾で拭き、
一晩よく乾かしてから棚にしまいます。
とても面倒に思いますが、
これが慣れると当たり前に・・
名前も彫ってくださるので、
世界に私だけの包丁が
手に入った気がして愛着がわきますね。
もちろん切れ味も、すばらしい!
初めて使ったときは、
恐ろしくて慎重になりすぎて、
切るのに時間がかかったほどです。
今日は久しぶりに出刃包丁の
出番がやってきました。
友人にいただいた赤カレイの煮付けです。
カレイの腹を、十文字に切る。
ただそれだけの出番でしたが、
出刃包丁でしか魚の皮は切れません。
気持ちよくスパッと切ってくれます。
卵もぎっしり詰まっていたカレイ。
おいしかった〜☆
良い道具に、良い食材!幸せです。